まいにち社不ちゃん

ギリ社会人の社不なので毎日は書けないこともある

夢でみた話

この前見た夢が珍しく一人称視点じゃなくて、まあエンタメ界で散々擦られた設定ではありそうだけど面白かったので

勝手に社不ちゃん得キャスティングしてみたよ、という話をします

 

男:松村北斗(SixTONES)

彼女:芳根京子

見慣れない男:林遣都

 

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男は、郊外の薄汚れたワンルームに暮らしていた。

かつては大企業に勤めていたものの、過度の業務によるストレスや人間関係で心を病み、仕事を辞め、都内の住まいも追い出されてしまった。

家から外に出ることはなく、訪ねてくる人も滅多にいない。そのため、最後に人と言葉を交わしたのは最早いつのことであったか思い出せもしない。

こんな男にも長い年月を共にした恋人がおり、彼女だけがこの家を時折訪れるのだが、次第にその足も遠のき、今では半年に一度顔を見せれば良い方である。

とはいえその彼女も、愛想を尽かしているのか男と会話を交わすでもなく、ただ荷物を取りに戻ってくるようなものであった。

もう誰も、自分のことを気にもとめない、記憶にすら残っていない、そんな感覚が男にはあった。

 

ある日の昼下がり、男が目覚めると、家にあった家具や家電が消えている。

どうやら寝ている間に彼女が家にやってきて、冷蔵庫やら何やらを持ち出していったらしい。

その間起きなかった自分に内心驚き呆れながら、いくら一緒に買ったものとはいえ無断で持ち去るとはどういうことだ、と悪態をつくも、それもこれも自分のこの体たらくがもたらした結果か、と男は落胆する。

 

せめてもう一度、彼女と話ができたら───

 

その時、薄暗いワンルームに不意に光が差す。

開いたドアから、彼女と見慣れない男の姿。

まさか、新しい彼ができたの別れてちょうだい、なんて言わないよな?

そう考えたのも束の間、よくよく見れば隣にいる男は彼女の兄だった。

男と彼とはまだ都内で仕事をしている頃に数回会った程度であったが、どうして今更?などと思っているうちに、彼女はまた部屋の荷物に手をかけ始める。

さすがにそう何度も見過ごせはしないと声をかけるも、まるで聞こえていないかのごとく無視を続ける彼女。

 

おい、いい加減にしろよ…!

声を荒らげ彼女の肩を掴んだ、その時───

 

その手は空を切り、彼女は泣き崩れた。

 

「どうして……死んじゃうなんて、そんなの…!」

 

男は全てを悟る。

自分はもうとっくに、この世にいなかったのだ。

 

男が心を病んでからしばらくの間、彼女は引越しまでして甲斐甲斐しく世話を焼いていた。しかし退廃していく男の暮らしとは反対に彼女の仕事は軌道に乗り、2人はいつしかすれ違うようになる。ある日の大きな喧嘩を境に、彼女は家を出る。

それからほどなくして、男は命を落とした。

誰にも知られず、自分すら気づかないうちに。

彼女がそれを知ったのが数年前、それから少しずつ遺品の処理をしていたが心の整理がつかず、見かねた兄が一緒に訪ねてきた、というわけであった。

 

涙を流し続ける彼女、悔しさに震える彼女の兄。

ああ、そうか───

 

俺、まだ “ 消えて ” なんかなかったんだね。

 

 

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みたいな夢をみました!

男(主人公)が松村北斗さんなのは完全に社不ちゃんの趣味❣️

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※全然綺麗なんだけど概ねこういうビジュアル

彼女役は賢そうな綺麗な女性がいいなという観点です!松岡茉優さんとも迷ったよ

彼女の兄役は芳根京子さんと雰囲気近くてエリートっぽい男性がいいなと思って林遣都さんにしました!ぜったい某CMの影響

 

ちょっと社不ちゃん文才足りなくて上手く表現できなかったから、もしこれをおいしく調理できる方がいらっしゃったらどうにか具現化してほしいな!と思っています🤔💭

 

今日3つもブログ書いちゃったぜ!明日からはこうはいかないやろな

 

では!